命を伝え自然で癒す猟師&料理人
世羅里志

【広島唯一】ジビエを通じて命を語る出張料理人が求める最高の鹿肉とは?

猟師のさとし

vol.540

 


 

【知ることが最幸の癒し】

 

 

ご先祖様に感謝をし
この国の素晴らしさを
わたしに関わって下さる
全ての人に伝え続けていくために

 

 

使命をもち広島に産まれた
「知癒」をテーマに旅する出張料理人

 

 

料理歴25年の経験と知識により

自然の素材を活かし切る

 

 

そんなやまもとのブログでございます

 

 

量の方法はさまざま

そこに猟師の獲物に対する想いが

詰まっているんです

 

 

 

今日はそんなお話

 

 

 

*閲覧注意*

狩猟に関する描写のシーンがあります

 

 

興味のある方だけお読みください

 

 


 

 

 

本日は

昨日のキモチワルさもなく

スッキリと目覚めた

 

 

 

そんなやまもとです

 

 

 

ジビエの現場の

解体用の個体が今日は

1頭しかいないということで

 

 

 

解体は新しく

仲間に加わった

 

 

 

ワタシが以前にいた会社の

元同僚であるカジカワ君に

経験を積んでもらうべく

 

 

 

ワタシとホムラ君は

休みとなりまして

山へ鹿狩りに〜

 

 

ホムラ君は隣町の

向原町の駆除班なので

2人で一緒にとは行きませんが

 

 

 

おのおの獲物を求めて

駆け回ることに

 

 

 

いつもとは少し

時間を遅らせて

今日のパトロールを開始〜

 

 

 

まだ暑くなる前の

8:00ころから

 

 

 

おそらくひと雨くるであろう

12:00頃までをターゲットに

 

 

 

弁当つくって

水筒ぶら下げて

いざ出陣

 

 

 

稲刈り真っ盛りの

シーズンですなあ〜

 

 

懐かしいスタイルの

刈った稲を天日で干すやつ

 

 

 

歴史を感じながら

軽トラを走らせる

 

 

 

そんなやまもとです

 

 

 

最初のポイントは

お留守でなんもおらず

 

 

 

ふたつ目のポイントへ〜

 

 

 

われわれ猟師が

獲物を探すときは

ちょっと変わった見方をする

 

 

 

「動物目」と

センパイは言いますが

 

 

 

視点を分散させるというか

一点を見るのではなく

全体に分散させて

 

 

 

違和感を見つけるというか

 

 

 

2枚の絵の

間違い探しをみる感じ

 

 

 

獲物がいそうなところでは

動物目モードに切り替えて

集中力スイッチオン〜

 

 

 

これがけっこう疲れるやつ

 

 

 

そんなこんなで

ふたつ目のポイントに向かう途中

 

 

 

違和感を発見

 

 

 

右手の斜面の下に

1頭の鹿を確認

 

 

 

じゅうぶん射程圏内ですが

公道からになるのでスル〜

 

 

 

そしてふたつ目のポイントは

またしてもお留守でした

 

 

 

さて次のポイントじゃ

 

 

 

向かう途中の原っぱで

キジのつがいを発見しつつ

 

 

 

次は谷を攻撃するで〜

 

 

 

ん?

 

 

 

谷に向かう途中の

畑との山ぎわで

 

 

 

お食事中の鹿を確認

 

 

 

おそらく40キロオーバーの

立派なメス鹿

 

 

 

こちらも充分

射程圏内でしたが

 

 

 

民家の真横じゃし

道路挟んだ方にも

何軒もあるんで

 

 

 

こちらもスル〜

 

 

 

安全なところを

よくご存知ですな〜

 

 

 

そして谷に着き

慎重に目を凝らすも

こちらもお留守〜

 

 

 

次の谷もお留守でして

 

 

 

別の山にポイントを変えるべく

山道を下っていると

 

 

 

右手の山の斜面に

違和感を感知〜

 

 

 

ここは鹿が出てこれないように

鉄柵がしてあるところで

 

 

 

一昨日のパトロール時に

見かけたとこのすぐ横

 

 

 

その時みたのとは別の鹿だったので

この辺に群れがおるんかのう

 

 

 

ここも射程圏内でしたが

公道からになるし

鉄柵もあって回収もできんので

 

 

 

こちらもスル〜

 

 

 

そのあと何ヶ所か

回ってみましたが

どっこもお留守でござんした

 

 

 

初の四つ脚の獲得は

明日以降へ持ち越し〜

 

 

 

 

 

急に昨日の話になりますが

友人のYMさんの紹介で

 

 

 

昨夜は宇品にある

スマイル薬局の代表 薬剤師

「陣崎 道子」先生とお逢いして

 

 

 

色々とお話をさせていただきました

 

 

 

 

陣崎先生が

ジビエ肉に興味をお持ちということで

引き合わせてもらった次第

 

 

 

そこで先生がおっしゃっていたのは

「箱型の罠で獲るんじゃないの?」

ということでした

 

 

 

「テレビではいつも

箱罠しか見ないから

そういうものだと思ってた〜」

 

↑こんなん

 

 

 

ワタシの狙う

最高の状態の鹿肉を獲るには

箱罠ではないんです

 

 

 

鹿は繊細なので

箱罠の中で大暴れして

全身に深いダメージを負うから

 

 

 

足をくくる

くくり罠も同様

 

 

 

今日のブログみたいな

山ぎわなんかに出てきて

ぽえ〜っと立ってる獲物を

狙っているんです

 

 

 

残酷な話だけど

理想は一撃で首を撃ち抜き

やられたことにも気づかない

 

 

 

ノーダメージ状態を狙い

目を凝らしながら

ワタシは山を駆け回っている

 

 

 

そのチャンスは

ほぼ無いに等しいけど

 

 

 

その方法しか

最高の状態の鹿肉を

得ることはできないから

 

 

 

そんな話を先生に

させていただきました

 

 

 

「ぜひ食べてみたい」

 

 

 

そうおっしゃっていただき

感無量の

 

 

 

そんな猟師のやまもとです

 

 

 

命の循環

命を無駄にしてはダメ

 

 

 

先生とその考えも

一致しましたし

 

 

 

近い将来

命懸けで手にする

ワタシが仕留めるであろう獲物の

 

 

 

行き先がひとつ決まりました

 

 

 

まずは安全第一で

明日からもパトロールをする

 

 

 

そんなやまもとです

 

 

 

 

本日も長々とお読みいただき

ありがとうございます

 

 

 

また描きますね

 

 

 

ではでは〜

 

 

 

ちなみにお弁当は

もちろんマタいで出た

 

 

 

そんなやまもとです笑

 

 


 

 

 

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猟師&料理人

                               
名前世羅 里志
(山本 里志)
住まい広島県

Profile

21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業

8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する

これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する

現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ

その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する

より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る

化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る

現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している

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