vol.778
閲覧注意報
リアルな狩猟の話です
まいどです〜
猟師&料理人の
そんなやまもとです
2024.05.05にプレオープンを迎える
「忠左衛門」
ご縁が重なり
こちらで料理長として
腕を振るわせていただくことに
「自然であること」の素晴らしさを
食を通して表現していきます
なにとぞ
応援よろしくお願いいたします
本日は
朝は「やまもと帝国」でゆっくりし
11時をまち
山へ行ってきた
安芸高田市甲田町の
有害鳥獣駆除班の一員であるワタシ
毎月の月末に
月の捕獲頭数を集計した用紙と
証拠となる箇所を提出するんじゃけど
先週の日曜に獲った鹿の
尻尾が行方不明になってしまい
事実上
捕獲ゼロの状態
さすがにカタが悪い・・・
というわけで
1頭を狙いに行ってきた
雨あがりの曇り
絶好のコンディション
あの辺とあの辺じゃな・・・
ぜったいおる
準備をすませ
いざ出陣
目指すはあの草原
先週1頭獲ったとこ
ゆっくりと軽トラで侵入
遠くから
山ぎわに1頭の鹿を確認
やっぱりおる
気づいてないよ〜ってな感じで
しれ〜っと近づいてたら
サッと姿を消した
もう少し近づいてみると
どうやらその鹿は
見張りの鹿じゃったようで
「ピエ〜!」って鳴いたら
あたり一面の山ぎわに
20頭くらいが散っていった
さすがにこりゃ撃てんやつ
まあこういうこともある
かしこい群れじゃったわい
すぐ近くに一ヶ所
接近戦向きのとこがあるから
そちらに侵入
目の前を
ポエ〜っと横切る
1頭の鹿
やっぱり今日は出てるねえ
近づいてみると
ケツ向けて山を登ってたか
ちょっと遠いし
やめとこう
ケツから撃ち抜いたら
ええことにならんしな
次の場所へいこう
谷が怪しい
ひとつめとふたつめの
谷はお留守で
今日はここで最後にしようと
みっつめの谷へ侵入
遠くに1頭の鹿を確認
またしても山を渡ってる
軽トラの接近に気づき
山の奥へ向かった
ゆっくり近づいていくと
相手もゆっくり離れていく
姿は消えたけど
多分この先の木陰で
立ち止まっているはず
予想は的中
鹿って面白くて
こっちからは丸見えなのに
木のかげに隠れてるつもりのがいる
まさにそのパターンで
軽トラを停めても
まだ隠れてるつもり
ゆっくり軽トラからおりて
ワタシが銃を構えても
まだ隠れてるつもり
距離にして
20メートルくらい
「パーン」
当たった
倒れた鹿に近づくと
先週のと同じような
病気の鹿じゃった
山の中で
何かが変わってきてるのかも
それもまた
自然界の流れだから
どうすることもできないけど
先週の1頭は
マボロシになってしまったが
とにかく1頭
実績を残せた
そんな猟師のやまもとです
本日もお読みいただき
ありがとうございます
また描きますね
ではでは〜
まだデータがありません。
Profile
21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業
8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する
これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する
現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ
その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する
より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る
化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る
現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している