vol.779
まいどです〜
猟師&料理人の
そんなやまもとです
2024.05.05にプレオープンを迎える
「忠左衛門」
ご縁が重なり
こちらで料理長として
腕を振るわせていただくことに
「自然であること」の素晴らしさを
食を通して表現していきます
なにとぞ
応援よろしくお願いいたします
本日は
「忠左衛門」の料理長として
正式にお仕事が始まった日
「のじま家大工店」さんの
「食」部門の棟梁として
今日は1日
野島代表と「忠左衛門」で
オープンに向けての仕上げの段階へ
ワタシは台所の最終調整
器の選別から
各々の格納場所まで
使わないものは
すべて納屋に格納
シンプルでスムーズな動線の台所へ
バタバタしてちゃ
カッコワルイしね笑
野島代表は
内装関係の調整
細部にわたり
繊細なタッチ
ほんますごい
真剣に向き合ってる姿
学ぶべきところばかり
不思議なご縁じゃなと
想ってたけど今は
こうなっていくのが
必然じゃったんじゃと想える
そんなやまもとです
新しい人生の
初日を迎えるにあたり
その前夜
4/30は実家に帰ってた
父さん母さんに
喜んでもらおうとね
しかし悪いことに
その日の朝から右足の
ヒザ下にかけての魔物が復活
足首の腫れもひいてきて
治りよると想ってた矢先
まるで汗のように
ふくらはぎから足首から
液体が流れ出す
それを見た母さんは
「足が腐りよる!」と大騒ぎ
いま想えば
そりゃそうなくらいの惨劇
オレは見慣れてるから
まあこんなもんよ程度じゃったが
「医者に行け!」
「薬飲め!」
いま想えば
これ見たらみんな言うわな笑
自分なりに考えて
治そうとしているさとしは
いい歳こいて
ブチギレてしまった
「うるさいんじゃ!だまれや!」
ひどいムスコです
家を飛び出し
軽トラに籠城
バカじゃろ?笑
先日に父さんが
ガンの検診かなんかで
MRIに入ったら
「○○○ガンです」と
宣告を受けたばかりで
抗がん剤と手術だけはやめとけと
母さんに話したばっかりじゃし
強がってしまった
そんなやまもとです
軽トラで籠城して
そのまま寝ちゃろうと思いよったら
「コンコン」
窓の外には
悲しい顔した父さんがいた
「おい〜そのまま帰るんか〜」
ビール飲んどるけ帰れんけ
クルマで寝るゆーたら
「え〜け家に入れ
母さんを心配させるな」
胸に刺さるひとこと
「わしがこうなって
母さんに心配かけとるけん」
父さん
そして
母さん
ほんまごめんなさい
ワシなんでこんなにバカなんじゃろ
正直
病院に行くカネがあるなら
少しでも支払いにまわしたいし
家族の生活費にあてたいし
限界までカラダつかうしか
方法がなかったから
アタマがないからしゃーないやつ笑
母さんとは今日
電話で話してゴメンしたけど
父さんには
明日帰ってちゃんと謝ろう
「もう あんたひとりのカラダじゃないんじゃけ」
それが言いたかったと
母さんが言った
「野島さんに迷惑かけちゃいけん!」
この言葉を胸に
ワタシは最高の仕事を続けようと
そのために必要なことは
ぜんぶやろうと心に決めた
そんなやまもとです
まずは足を治さんと
ダニにやられたのが原因と思ってたが
どうやらそれはまちがいのようで
外的でなく
内的な要因
まあ病気ってことらしいわ
「衣」「食」「住」
考え直すキッカケをくれた
この病に感謝しつつ
さっさと寝ます笑
明日は早朝から
魚の仕入れからの
オープンに向けての仕込みじゃしね
間違いなく
サイコーのオープンを迎えてやるぜ〜
本日もお読みいただき
ありがとうございます
また描きますね
ではでは〜
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Profile
21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業
8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する
これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する
現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ
その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する
より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る
化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る
現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している