vol.548
【知ることが最幸の癒し】
ご先祖様に感謝をし
この国の素晴らしさを
わたしに関わって下さる
全ての人に伝え続けていくために
使命をもち広島に産まれた
「知癒」をテーマに旅する出張料理人
料理歴25年の経験と知識により
自然の素材を活かし切る
そんなやまもとのブログでございます
命のリアルを感じながら
生きていくことができる幸せ
今日はそんなお話
⚠️閲覧注意⚠️
リアルな猟の現場の話がございます
読まれる方は心してどうぞ
本日は
早起きして山へ行くつもりが
時間ギリギリまで爆睡かました
そんなやまもとです
さすがに起きれんやつ
月曜
大移動から用事を2件済ませ
ブログの勉強会と懇親会で
大酒くらい記憶を吹っ飛ばし
火曜
早朝に起き
家族の住む安芸郡府中町の
我が家を出ていつもの山へ
よー起きれたな笑
起こされたと言うべきか
呼ばれるように山へ向かい
結果
見事に2頭目を
獲らせてもらうことに
運というか
縁というか
不思議な気持ちになるもんです
地域貢献としての
有害鳥獣駆除活動とはいえ
殺生ですから
とくに昨日は
親子でいるところの
お母さんを狙ったわけで
フツーに考えたら
ひどい話じゃもん
昨日
府中の家を出る前に
ちょこっとムスメの部屋を
のぞいてみたら
布団かぶってスヤスヤと
寝ておられました
今はもう
ひとりで寝るようになったんやな
ほんで奥さんの部屋を見たら
同じ寝相でスヤスヤと
寝ておられましたよ
我が家はリビングの
エアコン1台の冷気を
各部屋に送るので
ドアあいてまんねん笑
家族のためにも
おとーちゃんがんばらんとな
そう思い山へ向かったんです
そしたらまさかの
子連れの母鹿と遭遇
しかも射程圏内の
安全に撃てる場所という
絶好のシチュエーション
今朝のシーンが
一瞬アタマをよぎる
そんなおとーちゃんです
「殺すを殺す」
税理士の先生が
教えてくれた言葉が
アタマをよぎり
無心モードへ
勝負は一瞬
先手をとった方の勝ち
当たるかどうかは
わからんけど
引き金を引かないと
絶対に当たらない
引き金を引けない
鉄砲撃ちもいるくらいじゃし
撃てるか撃てないか
そのハードルって
意外と高いものだったりする
いただきます
ごちそうさまでした
そのために
殺すを殺し
撃つわけです
そんな葛藤のなか
いただいた命を
今日は心を込めて
解体から精肉まで
ワタシが責任を持って
全工程をひとりでやらせて頂きました
全身全霊
涙のかわりに
大汗たらしながら
今日も命と向き合うことができた
そんなやまもとです
ありがとうね
ジビエの現場の帰りに
猟の師匠のところへ寄って
近況報告なんかしてたら
「1日2頭じゃね」
うおぉ〜
さすが師匠〜
ここまできたら
やるしかねえ〜
獲る
さばく
食す
命の循環をリアルに語れる
プロの猟師への道へ進むと決めた
そんなやまもとです
どうせやるなら
とことんやるぜ
どうせやるなら
とことんやれよ
もはや料理すら
ひとつのツールになってじまった
ご先祖様に感謝をし
この国の素晴らしさを
わたしに関わって下さる
全ての人に伝え続けていく
ワタシはこのために
ワタシの命を使いきります
それが命を奪う側の
責任ってもん
さぁ新しい人生を始めるぜ
死ぬまで全力で生きてやる〜
そんなこんなで
週明けの疲れを癒すべく
鹿肉食べてはよ寝ます
明日の朝も
山が待っとるからね
本日も長々とお読みいただき
ありがとうございます
また描きますね
ではでは〜
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Profile
21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業
8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する
これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する
現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ
その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する
より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る
化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る
現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している