vol.549
【知ることが最幸の癒し】
ご先祖様に感謝をし
この国の素晴らしさを
わたしに関わって下さる
全ての人に伝え続けていくために
使命をもち広島に産まれた
「知癒」をテーマに旅する出張料理人
料理歴25年の経験と知識により
自然の素材を活かし切る
そんなやまもとのブログでございます
ほんとうに美味しいと思えるものって?
今日はそんなお話
ぜひお読みください
本日は
雨模様の空の中
朝から山へ出た
そんなやまもとです
雨が降る前は
鹿が出てきやすいという
センパイからの話をよく聞くし
今日もいらっしゃるかな?
先日に獲らせて頂きました
2頭目のいた現場を
通過するその時
いたよ
ばりイカついツノの
ばりデカいオス鹿が〜
ぴょこんと奥に
飛んで入ったので
通り過ぎたあと
確認のため引き返してみると
奥からこっちを
じーっとみてました
もしかして
先日のメス鹿の
ご主人か?
ヨメさんを探しに
きてたんちゃうか
哀しそうな眼に見えたから
そう感じました
見つめあうこと数秒の間に
構えて撃つこともできたけど
ちいと下った先にいて
マジ巨体じゃったから
引っ張り上げてさらに
軽トラの荷台に乗せれんと判断
さあ お行きなされ
ほんま立派なツノじゃったから
なんかあったら確実に
こちらがやられるやつ
9/17に
出張料理の仕事を
頂いていることもあり
まずは安全の確保を優先
最後まで面倒を見れない状況で
撃ってみるのは
ワタシの猟師としての
ポリシー違反にもなるしね
ひとりで山を行く
限界を感じつつ
軽トラの装備を充実させて
荷台まで引っ張り上げれるような
機材を搭載したいものです
そこは駆け出しといえど
プロ猟師としては
捕獲頭数も増やしたいところ
ムダな殺生はしないけど
獲れるチャンスはモノにしたい
チャンスはほんの一瞬だけだから
今日見かけたのは
その1頭だけじゃったけど
いい経験になったのぅ
今後に活かしていかんとね
雨も降ってきたし
ジビエの現場に向かい
今日はカジカワくんが
必死に解体しているところに
ちょいちょい声をかけながら
ワタシも1頭
子鹿さんを解体 精肉させてもらい
成獣との肉質の差なんかを感じながら
今日も命を感じた
そんなやまもとです
現場を終え
安佐北区白木町にある
実家に帰るついでに
実家の最寄りのスーパーで
出張に必要なもの買うで〜
「ショージ」というスーパーには
自然食のコーナーがあるから
いろいろそろって便利なんや〜
スーパーの駐車場にクルマを停め
いざ店内へ〜
あら?
サイフ サイフ。。。
サイフないやん笑
うっそ〜ん
うそだと言ってくれ〜
片道40分
往復80分のドライブ笑
冷蔵庫の横に
置いてあったやつ
手にして出たはずが〜
出張料理の仕事の仕込みの
段取りばっか考えてたから
手もとがお留守に笑
今夜はゆっくり
じっくり仕込みの工程表を
描く事にせよとの
おぼしめし〜
そう思いたい
そんなやまもとです笑
ドライブ中も
いろいろ考えれたし
風が気持ちよかったしオッケーや
最高の鹿肉は獲ったから
明日は天然の魚と
こだわりの野菜と卵を
ゲットしに行くぜ〜
17日のランチタイムに
コースをお出しする段取りなので
明日からは昼夜が逆転というか
仮眠を挟みながらの
ながい仕込みの旅がはじまります
コース開始の1時間前には
全てを整えておかねば
いい仕事にならんので
そっから逆算していったら
けっこうな時間になる
召し上がっていただく時に
ベストな状態になるように
工程表はかなり重要
冷ますこと
寝かすこと
これがワタシの
技術といえば技術です
ほんとうに美味しいものとは
冷めてからが本性をあらわすんで
できたてアツアツを
お出しすることはありません
口の中やけどするし笑
アツアツじゃと味わからんし
冷え冷えの
カップラーメンの汁
美味しくないのはその逆説
心から美味しいと思ってもらえる
その瞬間のために
すべてを整えて挑む
そんなやまもとです
よし
やれるで
イメージはできている
本日も長々とお読みいただき
ありがとうございます
また描きますね
ではでは〜
まだデータがありません。
Profile
21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業
8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する
これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する
現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ
その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する
より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る
化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る
現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している