vol.795
まいどです〜
猟師&料理人の
そんなやまもとです
2024.05.05にプレオープンを迎えた
「忠左衛門」
ご縁が重なり
こちらで料理長として
腕を振るわせていただくことに
「自然であること」の素晴らしさを
食を通して表現していきます
なにとぞ
応援よろしくお願いいたします
本日は
気持ちを新たに「忠左衛門」に向かった
朝に母さんからLINEが来て
「父さん熱が下がってひとりでトイレにいけたよ」
ホッとひと安心
父さんゆっくり休んでな
心配ばかりかけとるし
これからは少しずつでも
返していこう
それにしても不思議なご縁じゃ
「忠左衛門」は
安芸高田市の吉田町多治比(たじひ)というとこにある
父さんが「忠左衛門」に
開店記念の花を出してくれたとき
「多治比?」って
神妙な顔をしたのを覚えてる
まさか世羅家のルーツが
ここに多治比にあるとは
思うよしもなく
めぐりめぐって
ここにたどり着いたのは
偶然じゃない気がする
そんな中で
ワタシ考案の縄文式「重ね煮」と向き合い
食と命のつながりを表現している不思議
「重ね煮」という料理法が
人を元気にするわけじゃなく
だいじなのは
「旬」をいただくこと
「旬」のものには
命に溢れているから
もともとご先祖さまたちは
ほぼ旬のものしか食べてないわけじゃし
冷蔵庫も冷凍庫もない
保存がきく塩漬けとかは
食べてたんじゃけど
家庭向けの冷蔵庫の登場が1952年
ほぼ全過程に普及したのが1970年代中盤
ほんの50年くらい前の話なんよね
保存がきくようになり
「旬」から少しづつ
遠ざかっていったんじゃろうて
野菜作りも進化して
夏にも冬の野菜
冬にも夏の野菜がならんでる
便利にはなったけど
生きた野菜と出会う確率は
かなり減ってきてるし
自然ではない状態に
僕らは暮らしていることになる
だけど僕らは
自然を切り離して生きることはできなくて
たとえ田んぼも畑もない
大都会に住んでいたとしても
土から生まれたものがよそから
物資として送り込まれてるから
生活していけるわけじゃから
「重ね煮」って
そういうことに気づかせてくれる
料理でもあるなと想う
そんなやまもとです
本日もお読みいただき
ありがとうございます
また描きますね
ではでは〜
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Profile
21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業
8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する
これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する
現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ
その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する
より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る
化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る
現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している