vol.566
【知ることが最幸の癒し】
ご先祖様に感謝をし
この国の素晴らしさを
わたしに関わって下さる
全ての人に伝え続けていくために
使命をもち広島に産まれた
「知癒」をテーマに旅する出張料理人
料理歴25年の経験と知識により
自然の素材を活かし切る
そんなやまもとのブログでございます
今日も命を頂きます
本日はそんなお話し
閲覧注意
リアルな狩猟の現場の話がございます
お気をつけてお読みください
本日は
暮れゆく安芸高田市甲田町にある
ワタシの狩猟のアジトのベランダより
暮れゆく空を眺めながらブログを描いている
そんなやまもとです
昨夜は友人を招いての
ワタシの初めての獲物を振る舞う
ホームパーチーを
ワタシのアジトで開催
この町で
プロ猟師になるキッカケを
つくってくれたM夫妻と共に
宴は始まりました
まずは場を整えてからの
鹿のスジでダシをとり
農家のKTさん渾身の
無農薬米を炊きまして〜
まずは背ロースをタタキに
そしてそして〜
肋骨まわりのバラ肉の
いちばんいいところを
鉄のフライパンで焼き
ステーキ仕立てに
からの〜
その他のバラ肉と
ナスとシシトウを炒めて
絶品のひとさらに〜
バラ肉とシシトウとナスの
相性は激ヤバ
黙々と食べ進めるおふたりをよそに
さらにたたみかける
そんなやまもとです
低温調理をほどこした
鹿のモモ肉の登場
シンプルに塩焼きして
有機醤油と世界一の柚子胡椒である
西屋さんの柚子胡椒を添えて
鹿のモモ肉には
これがベストなんや
一同悶絶
そしてトドメの一撃
鹿のモモ肉とバラ肉の天ぷら
致死なやつ
ちょうど昨日に
脂ののったオス鹿の入庫があったから
とっておいた小腸の味噌汁も
はいペロリ〜
これはね〜もうね〜
サイコーなんですよね〜
そんなこんなで
大満足の宴は終わり
本日は8:00から
わが町甲田町の有害鳥獣駆除活動へ〜
今日は山にいれる
犬がおらんかったから
各自パトロールしながら
獲物を狙う作戦
天候は曇り空
涼しい木陰に
獲物がいそうな雰囲気を感じつつ
軽トラを走らせる
そんなやまもとです
今日はひとりじゃないから
デカいの出てきても対応しちゃるで
師匠から
ショットガンの人はあの谷へ
行ってみ〜ってことで
ワタシの思惑と一致したので
まずは最初の谷へ
やっぱいたよ
谷の間の野原に
メス鹿を確認
やはり獲物に出逢ってしまう
そんなやまもとです
ちいと角度が悪かったから
しれーっと軽トラで通過して
奥で向きを変えて接近するも
そこにはもう姿はなかった
う〜ん残念
気を取りなおし
次の谷へGO
先日に遠距離で撃ってみた
あの谷へ
その谷に静かに侵入すると
この辺おりそうやな〜って
思ってたとこに
ばりでかいオスの鹿を確認
いつもならスルーするサイズじゃけど
今日は仲間がその辺におる
チャンスや
あ
先に気づかれて
ピョーンと茂みに入ってしもうた。。。
まぁでも
もしかしたらそのへんで
立ち止まってることもあるしな
腰を落とし忍びよる
そんなやまもとです
茂みのかげに
ヤツはいた
距離にして20メートル
勝負は一瞬
ワタシが狙いを決めて
引き金を引くのが先か
相手が察知して
逃げ出すのが先か
ほんの1秒の世界
結果
4頭目の獲物を手にした
そんな猟師のやまもとです
60キロ級のオス鹿が
その場で倒れ込むのを確認
どこに当たったんやろ。。。
近づいてみるとまさかの
ネックショット確定
またしてもサイコーの個体を
この手にすることができました
素早く血抜きをすませ
さすがにこれは軽トラの
荷台にひとりではあげれんので
無線で救援を呼び
積み込みを終えて
いつものジビエの現場へ持ち込み
今日の猟師活動は
終演を迎えたのでした
空に山に手を合わせ
感謝の気持ちを伝えた
そんなやまもとです
このデカい個体は
3日くらい熟成させて
ワタシが心を込めて解体し精肉します
10/7 〜8にかけての
酒どころ広島は西条の酒まつりに
安芸高田市ジビエ振興協議会として
出店するんですが
そのときのジビエ料理に
この個体を使わせて頂きます
美味しい鹿カツとなり
たくさんの方に命の味を
感じてもらうことが
この獲物への
最大のリスペクトになることでしょう
詳細はまた
お伝えしますね
本日も長々とお読みいただき
ありがとうございます
また描きますね
ではでは〜
まだデータがありません。
Profile
21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業
8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する
これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する
現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ
その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する
より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る
化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る
現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している