vol.585
【知ることが最幸の癒し】
ご先祖様に感謝をし
この国の素晴らしさを
わたしに関わって下さる
全ての人に伝え続けていくために
使命をもち広島に産まれた
「知癒」をテーマに旅する出張料理人
料理歴25年の経験と知識により
自然の素材を活かし切る
そんなやまもとのブログでございます
音が想い出させる記憶
今日はそんなお話
ぜひお読みください
昨日は
広島市内での
出張料理の仕事を終え
広島市安佐北区白木町にある
ワタシの実家へ1泊した
そんなやまもとです
先日にショージでこーてもろ〜た
カマンベールチーズを
食べるの忘れとったから笑
父の粋なはからいか
エビスビールが冷えていて
サイコーのお疲れ会になりました
母がまだ起きてて
あーじゃったこーじゃったと
報告をしながら
至福の時間
アホほど心配を
かけまくっているから
見ず知らずの方から
出張料理の仕事の依頼が来たことを
素直に喜んでくれた母
実は
出張の現場に向かう朝に
いちど実家に寄っている
そんなやまもとです
もぎたての
旬の無農薬野菜を
用意していてくれたから
ピックアップしに
実家に寄る段取りでした
そしたら前日に
母から連絡があり
「隣の○○さんが亡くなったけ
朝から葬式いくけ〜おいとくよ」
と
うそ〜
いつも明るく元気に
声をかけてくれていた
隣のおばちゃんが
亡くなった
確か昨年に
ご主人が先に亡くなられて
それもガーンときたけど
やはり夫婦の絆というか
つながりの深さを感じた
そんなやまもとです
出張料理の前に
実家に寄ったとき
もう両親は葬儀に出てたから
だ〜れもいない
実家に到着
こんなにも静かなんか・・・
恐怖
すごくそれを感じた
いつかはワタシも
必ずそうなるやつ
親より永く生きたらじゃけど
そして感謝
年老いてはいくけど
まだ元気でいてくれることに
最大級の感謝の想いがこみあげるやつ
そんななか
はやく着きすぎたもんで
コタツで2時間
ゆっくり寝る
ふてぶてしいやまもとです笑
「命の循環」
1時間おきに
ぼーんぼーんと鳴る
やまもと家の振り子の壁掛け時計
ワタシが物心着いた時から
ず〜っと時間を刻んでいる
やまもと家の
時を刻む時計が
エビスのんで
ゴキゲンなワタシの耳に
聞こえてきたとき
今は亡き
ばあちゃんの記憶が
走馬灯のように
蘇りました
描いてて泣きそうになるやつ
ばあちゃん
ホントにありがとう
ばあちゃんの好きじゃなかった
猫を飼わせてくれた
そんなばあちゃんです
通ってた小学校に
捨てられてた子猫だったんじゃけど
なんでか知らんが
学校終わって
家に帰ったあとに
そいつはウチの庭におったんや笑
事情を話したら
「そりゃご縁じゃけ〜しょうがない」
ばあちゃんありがとう
やせこけて
ほんまちっちゃかったから
命名「ちび」
まんまじゃが笑
気に入らないと
すぐ噛みつくちびでしたが
愛嬌はかなりのもんで
じょじょに家族の一員に
ワタシもしょっちゅう
噛まれてたけど笑
ばあちゃんを噛んだときは
さすがに申し訳なかったな・・・
1時間おきに必ず鳴る
時計の音が
そこまで家族の想い出を
蘇らせるってことに
なんか感動した
そんなやまもとです
ちびは最終的には
ご近所の猫の世界では
頂点まで登りつめ
最強の称号を手にしたツワモノ
ちびの頃は
大けがしてボロボロで
帰ってくることがしばしば
その相手である
当時の近所の最強ニャンコ
それがちょうど
亡くなった隣の方の
飼い猫じゃったんよ〜
7まわりくらいデカい相手に
挑むなよ〜ちび〜笑
小学生のワタシは
当時はそう思ってたけど
今はそうは思っていません
「常に闘う姿勢」
これを
少年サトシに
教えようとしていたんだと
今はそう確信しています
「最後に勝てばいい」
どれだけ負けがこんで
傷だらけになろうとも
行けサトシ
最後には
勝ち取ってみせよ
ワタシのようにニャ〜
そんなこと
思ってたんじゃろうて
最後は膀胱の病気で
ワタシが目覚めた朝には
ファンヒーターの前で
両手を揃えたまま
まるでいつもの
ぬくぬくな感じで
息を引き取っていた
「さとし!ちびがしんどる!」
早朝に
母に叩き起こされたことも
蘇ってきた
もうこれ以上は
想い出すのはやめよう
つらすぎる
じゃあ描くなよな笑
家族が亡くなること
この現実を
ワタシに教えてくれた
ちび
ありがとうね
わたしゃ〜鹿を
撃ちまくってるから
天国ではあえないと思うが
おまえのことは
ずっと忘れないよ
ワタシのことも
忘れんでくれよな〜
もう涙が
溢れてきたので
今日はこんのへんで
本日もながながと
お読みいただきありがとうございます
また描きますね
ではでは〜
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Profile
21歳より飲食店で働き始め37歳で和食店「京蒸」を広島市の一等地に独立開業
8年間営業をする中で自身の体調不良や妻の免疫系疾患を経験する
これをきっかけに 「カラダは食べ物で出来ている事」を痛感する
現代に溢れる食べ物はカラダを壊すまがい物と知り自然な食材の大切さに気づき、化学調味料や農薬まみれの野菜や養殖の魚や家畜などを食べない自然なものだけの食生活を 約2年間続けることで自身も妻も健康を取り戻した経験を持つ
その経験から野菜は無農薬野菜 魚は天然 肉は自ら猟師として調達するジビエ 調味料は天日塩のみを使用するカラダのためにしかならない食事を考案する
より多くの方に食事の大切さを伝えるべく店舗を閉め自然な食の大切さを伝え歩く猟師&料理人として2023年1月より再スタートを切る
化学調味料を使わない料理は「味気ない」「美味しくない」と評されることが多いが料理歴25年の経験と知識から独自の「美味しさ」を表現する「重ね煮」のスタイルを考案し現在に至る
現在は広島以外にも顧客を持つ出張料理人として活躍しながら猟師としての講演も人気を博している