【忠左衛門のさとし】休日に命のやりとり

vol..805

閲覧注意

 

リアルな狩猟の内容です

写真はあえて載せていませんが

殺生のお話ですのでご理解なき方は

閲覧をおやめくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご縁が重なり

こちらで料理長として

腕を振るわせていただいております

 

 

 

「自然であること」の素晴らしさを

食を通して表現していきます

 

 

 

なにとぞ

応援よろしくお願いいたします

 

 

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今日明日は

グランドオープン明けの

初の休日をむかえた

 

 

 

グランドオープンに照準をあわせ

できる限りのことを準備した

 

 

 

そして

最高の時間を

提供することができた

 

 

 

その代償か？

グランドオープン前日から

左ヒザに走る痛み

 

 

 

いてえなんて言っとれん

 

 

 

久しぶりに帰還した

「さとし帝国」で

まよわずシップをヒザへ

 

 

 

今日は山へ行くんじゃ

 

 

 

いてえなんて言っとれん

 

 

 

狙うは雨あがりの

16:00以降

 

 

 

それまでは

ゆっくり寝るとしよう

 

 

 

15:00すぎに目覚め

ヒザの状態もまあ良くなってる

 

 

 

出猟のしたくをすませ

いざ山へ

 

 

 

予想通り

行く先々で鹿ラッシュ笑

 

 

 

やっぱりばりでとる

 

 

 

とはいえ

さとしの銃では

狙えない距離ばかりで

 

 

 

日の入りが19:13

ギリギリまで狙っちゃる

 

 

 

18:00すぎに

最後のポイントへ侵入

 

 

 

おった

 

 

 

狙える

 

 

 

「パーン」

 

 

 

その場で倒れ込む鹿

 

 

 

じゃがしかし

立ちあがって山の奥の方へ

脚を引きずりながら逃走

 

 

 

仕留めるグッズをもち

さとしはあとを追った

 

 

 

もう姿はなく

薄暗くなってるから

血痕もよくみえん

 

 

 

鹿の気持ちになってみる

 

 

 

そんなさとしです

 

 

 

山の奥へ向かって逃げようとしてた

じゃがあの脚ではこの傾斜は

登りきれんはずじゃ

 

 

 

と いうことは

尾根を下って行ったはず

 

 

 

カンでしかないんじゃが

道なき山を歩いてたら

 

 

 

野生動物がいた臭いがした

 

 

 

「間違いなくここを通ってる」

 

 

 

そう確信し

あたりを見回すと

けっこうな高さの谷にいた

 

 

 

 

「もしかしてこのへんまで逃げて

谷に落ちたんかも」

 

 

 

そう想ったそのとき

 

 

 

「バッシャーン！」

 

 

 

巨大な魚が跳ねたような音がした

 

 

 

間違いない

谷に落ちとる

 

 

 

さとしも谷に落ちそうになりながら

急斜面を下っていく

 

 

 

アドレナリン全開で

ヒザの痛みなんてもうわからんやつ

 

 

 

その道中で

ナイフを落としたことに

現地について気がついた

 

 

 

左の後ろ脚を撃ち抜かれ

ここまで逃げてまだ

逃げることをあきらめていない

 

 

 

その眼はもちろん

必死でしかなかった

 

 

 

「殺す」を殺し

猟師の使命をやり遂げて

 

 

 

見上げればそこは

けっこうな絶壁の谷の下

 

 

 

こんなとこまできとったんか

 

 

 

すでにびっしゃこで泥だらけ

こちらも必死に崖をのぼった

 

 

 

生きて帰った

 

 

 

けっこうハードな

命のやりとりじゃった

 

 

 

お互い命がけでやりあう世界

 

 

 

自分の命を

かえりみてると猟になんかならない

 

 

 

ガチンコ勝負をなんとか制した

 

 

 

そんなさとしです

 

 

 

 

今日もくたびれたんで

明日にそなえてはよ寝ます

 

 

 

明日は明日で

予定が盛りだくさん〜

 

 

 

本日もお読みいただき

ありがとうございます

 

 

 

また描きますね

 

 

 

ではでは〜